1月22日に首都圏に大雪が降りました。多摩地区でもかなりの積雪となり、当日・翌日は交通機関も大混乱となりました。
幸い私は天気予報を信じて、仕事の段取りを調整したため混乱に巻き込まれることがなかったのですが、何事も備えあれば憂い無し、と痛感しました。
基本的に、外壁塗装は厳冬期に施工はしません。なぜなら、塗料がなかなか乾かないからです。首都圏では11月〜2月の施工は難しく、この期間はほとんど水まわりのリフォームのお仕事が多いです。
今回お問い合わせ頂いた府中市のI様邸。築25年の一戸建となります。まだまだ使用に不便は無いとのことですが、やはり冬の寒さが気になります。50代のご夫婦とご家族ですが、ヒートショック対策を考えてのリフォームをお考えです。
みなさんも耳にされたことはお有りかと思いますが、ヒートショックによる死亡者数は、年間17,000人を超えています(平成27年度)。そしてこのうち8割が、高齢者です。ちなみに、17,000人という数字は、同年の交通事故の死亡者数4,600人の4倍近くになります。これはとても大きな数字です。私もそうですが、毎日気持ちよくつかっているお風呂。しかし「死ぬかもしれない」と決死の覚悟でお風呂に入られる方はいらっしゃらないと思います。風呂場が寒いと言っても、大丈夫だろう、そう思っている方がほとんどです。
しかし、ヒートショックによる死亡者が跡を絶ちません。
消費者庁のホームページから見つけた資料ですが、12月、1月、2月の寒い時期に死亡者が集中しています。やはり、他人事ではないのです。断熱性の高いバスルームにする。浴室暖房乾燥機を設置し、入浴前に脱衣所、風呂場を温めることが大切です。
このI様も、まだ50代と心配される年ではないということですが、在来のタイル貼りの浴室は、やはり寒いと。ですので、断熱効果の高いユニットバスをご検討です。また、タイルはどうしても目地にカビが生えるなどお掃除も大変なのですが、ユニットバスですとその心配も軽減されます。そして床材もタイルではなく柔らかく冷たくない材質のものが多く、色々な意味で優しいお風呂です。
ヒートショック対策と、お手入れがラクラクないお風呂に、LIXIL、TOTOなど一流メーカーのバスルームリフォームは巧建装にご相談ください。