22日から降り出した雪。国立市や府中市、八王子市でも積雪し、道路は大混乱となりました。
首都高を始め、あちこちで事故がおこりました。スタッドレスタイヤを履いていないのに凍った道、雪道を走るのは自殺行為です。絶対にやめていただきたいものです。しかし、東京都内ですと数年に1度しか大雪はありません。だからスタッドレスタイヤを用意しないという方がいるのは当然です。5年で数回しかスタッドレスタイヤの恩恵を受けないのであれば、その数回をタクシーで済ますほうが割安かもしれません。ですので、そんなときはぜひタクシーを使ってくださいと思います。
ところで、今週は本当に寒い日が続きました。これだけ寒いと、雪はなかなか溶けません。
先日お見積に伺った府中市のI様邸の外壁や屋根も見させてもらいましたが、周辺の住宅の屋根に、雪がまだ残っていました。南面はほぼ溶けているようですが、日中日が当たりにくい北斜面は、しっかりと残っています。
こんな風に屋根に雪が積もっていると、きっと寒いだろうなあと思われるのではないでしょうか。
もちろん、氷の塊が家の上に乗っているので、常に冷やされるので、寒く感じるのは当然だと思います。
でも、屋根の雪が溶けない家というのは、良い家かもしれないというと、どのように思われるでしょうか。
そうです、積もった雪が溶ける家というのは、ある意味屋根の断熱がされていない家なのです。つまり夏の暑さがダイレクトに入る。もちろん、冬の寒さもダイレクトに伝わります。何故溶けたかは、室内の暖房で暖められた空気は上っていきます。その熱が屋根の雪を溶かしているのです。つまり、屋根の雪が早く溶ける家ほど、断熱効果が低い、良くない家といえる場合があります(もちろん向きや太陽の当たり具合によります)。
以前、施工させていただいたお宅は、屋根にも遮熱断熱効果の高いガイナを塗りました。このような場合、外からの熱も遮断し、室内からの熱気も伝わりにくいので、屋根の雪がなかなか溶けないことがあります。
府中市や国分寺市、小平市には、屋根にガイナを施工させていただいたお宅がありますので、周りの家と溶け方が違うか、ちょっと見てこようかなと思います。