東京都府中市在住のお客様が、山梨県北杜市白州町にて貸別荘を経営されています。その貸別荘の外壁塗装・屋根塗装・雨樋の修理など含めてお任せ頂きました。

なぜ国立市の当社にお任せ頂けたのかは、施主様が「どこにお願いしたら良いのかわからない」という点に尽きます。元々、建築されたハウスメーカーに見積もりを依頼されたところ、営業担当者の対応に不信感を持たれ、「郵送で見積書が届き、その後10日間すぎても一切電話も無かった」ということです。お話を聞いてピンときましたが、大手ハウスメーカー直系のリフォーム会社です。住宅展示場にも出展していたり、新聞広告も大規模に出していますので誰もが知るリフォーム会社です。

しかし、小耳に挟んだところその会社は300万円以下の仕事は受けないとか。凄いですね。

そしてもう一軒、山梨の会社に見積を依頼され、少し検討しますと回答したところ、高額の値引きを提示してきたとかで、そこにも不信感を持たれました。

普通は値引きを提示されると嬉しいことだと思いますが、この施主様は「では当初の見積もりは何だったのか。企業努力や予算達成のために契約したいから数万円値引きは理解できるが、◯◯万円も引くというのは考えられない」とお怒りでした。

私もその見積書を拝見させていただきましたが、確かに最初の見積もりは少し割高に感じる部分がありましたが、それほど悪質な金額が乗っているとは思えませんでした。しかし、大きな会社組織ですから、営業マンも事情があるのでしょう。どうしても契約を取りたいから値引きを最大限提示して、という気持ちもわからなくもありません。

しかし、施主様の「値引きできるなら初めから努力した金額を提示して欲しい」というのもわかります。一番安いところに、という方も存在しますが、数万円の値引きよりも、コミュニケーションや施工品質、アフターサービスを求める方がいるのは事実です。

弊社が今まで施工させていただいたお客様に「なぜ弊社に」と伺うと、ありがたいことに「提案内容」「見積もりの説明」「施工価格」に納得ができたという方が多いです。もう少し安い会社はあったけど、内容が不明瞭だったと言うことです。私もこの業界で仕事をして長いので、できるだけ丁寧にわかりやすくお伝えするように気をつけています。また、それなりに歳を取っていますので(苦笑)、ガツガツしていないところが好印象持って頂けるようです。

さて、前置きが長くなりましたが、山梨県の貸別荘。ようやく塗装が完了しました。まもなく足場を解体してお引渡できます。喜んで頂けて、私どもも職人もホッとしています。

比較的きれいな南面と違い北側は苔などが付着していました。

サイディングの隙間のシーリング材も、劣化していました。これも打ち替えです。

延床250㎡と大きな建物です。

あとは足場の撤去です。GWは予約がたくさん入っているとのこと。間に合って良かったです。